魂にあいにいこう with fearlesschucky

こころの勉強をしてみたり こころを音にしてみたり

ピアノを弾くことの意味[セッションで気づいたことをまとめようとしてみた①]

変わりたい!と強く願って参加した

ビリーフリセットカウンセリング講座。

アドバンスコースももう残すところあと2講だというのに、

変われない自分。

学びや気付きはたくさんあったけれど、

こころの底に潜む重たいかたまりは動かない。

 

そんな私の困惑が透けて見えたのか、

講座内でのデモセッションを受ける

機会をいただきました。  

 

 

私を前に進ませない何か。

おそらくその根っこは

自分と音楽との関係にあるのではないかと

感じてはいました。

 

20年以上私を育み

アイデンティティの一部となり

私を光へと押し上げてくれる唯一の手段であった音楽。

それは同時に

私を一番苦しめてきたものでもありました。

 

腱鞘炎という大義名分を得て

そこから逃げだしたのが20年前。

 

すっぱりと切り捨てて

楽になれるかとおもいきや

そうもいかず、

そして

逃げた自分を責め続ける心とも

目の前にいる二人の娘たちとも

向き合うことが出来ず。

 

自分はずっと同じ場所に立ち止まっているのに

目の前の景色だけがするすると流れていき

よくわからないうちに子供たちも

もう中学生と高校生らしい←今ココ。

 

そんな状態から

2期の先輩方と、師であるあやさんに導かれ、

3期のクラスメイト達の協力を得て実現した

ファミリーワークで見えてきたのは

 

父の果たせなかった昔の夢 と 母のゴールデンシャドウ

押しつぶされ身動きできなくなっていた自分でした。 

f:id:fearlesschucky:20181031190234p:plain

  

仕事が忙しく、単身赴任や出張でほとんど家にいなかった

私のことなんか全然理解していなかったけれど、

私のピアノの道には惜しみなく協力をしてくれていました。

でも本当は

その父の視線の先にあったのは

私という娘の姿ではなく

父自身の音楽の道への果たせなかった夢でした!

(そうか、父と話そうとすると

 壁に話しているような感覚がしていたのはそういうことか・・・。)

 

そんな父の後ろに隠れて私と目を合わせようとしない

無価値ビリーフと罪悪感の塊のような、不器用な

自分とは違うタイプの次女(私)に引け目を感じ

ゴールデンシャドウを投影していました。

輝いて見える次女とどう向かい合えばよいか分からず

その愛情は長女である姉へと向けられました。

仕事と昔の夢ばかりで、自分のほうを向いてくれない父に

さみしさも感じていたかもしれません。

(そんなの知らないし!)

 

そして、母に似たタイプの控え目な

常に先を歩く2歳上の姉に

妹の私が幼少時唯一勝ることができたのがピアノでした。

中学高校と、コンクールに出るなどして一見華やかな妹と

それに嬉しそうに付き添う父親の姿を、

姉は羨ましいと感じていたころもあったと

以前母から聞いたことがありました。

(だからどうしろと??)

私自身その頃は、どこか不器用な姉に

どこかいらついていたりもしていました。

・・・と同時に、思っていました。

両親にも、周りの人たちにも

「不器用だけど心のやさしいお姉ちゃん」

「それに比べて、できるけど、きつい性格の妹  さん」

と見られているって。

 

頑張れば頑張るほど、成果を出せば出すほど、

私はいやなやつになる。嫌われる。愛されない。

控え目で優しいお姉ちゃんのほうが愛される。

 

f:id:fearlesschucky:20181031184751p:plain

 

それでも私にとって

ピアノを弾いて父の期待に応えることは

この家族の一員としてつながり続けるために

どうしても手放してはいけない

細い一本の糸のようなものだったんですね。

 

✴︎ ✴︎ ✴︎ ✴︎ ✴︎

 

私自身の役も含めて

クラスメイト達に家族一人一人、そして

ピアノ役、ピアノの先生役、父の昔の夢役までをやってもらい

ワークでその関係性を解きほぐしていくのを

まるで他人事のように

「へえー…そうだったんだ…」

と眺めている自分がいました。

 

欲しい!と いやだ! を言うんだ![セッションで気づいたことをまとめようとしてみた②] - fearlesschucky’s diary

につづく。