まずは大人が楽しもう
先月、ムスメの学校の文化祭を観に行きました。
中学校のほとんどを不登校だったムスメが通う学校は
一般的な普通高校とくらべると
色んなイミで色んな子たちが通う、少し特殊な学校。
若い先生方が多くて、いつお会いしてもとってもフレンドリーで楽しそう。
それぞれのクラスのパフォーマンスや個性的なファッションショーなどの最後に
毎年恒例先生たちのパフォーマンス。
DA PUMPの「U.S.A.」でノリノリに全力で唄い踊りまくる先生たちと
最高潮に盛り上がる生徒たち♫
帰り際に昨年度の担任の先生にご挨拶した時の言葉が印象的でした。
「まず私達が楽しまなきゃ生徒たちも楽しめませんから!」
それでいて、「みんなと盛り上がる」事を強要せずに
枠からはみ出た子供たちそれぞれの楽しみ方、在り方を尊重してくれる
枠からはみ出た先生たち。
「話しかけるな、友達いらないので。」フェイズを絶賛生きている最中のムスメでも
嫌がることなく毎日通うことができている理由が
見えた気がしました。
(あ、話しかければ大人の対応可、そして家ではわりとご機嫌です 笑)
一般的な学校では
生徒たちを正しく導かなければならない、
よい手本であらなければならない、
きちんとルールを守れるよう指導しなければならないと、
先生方もどこか息苦しさやジレンマを感じているように見えたり見えなかったり。
学校という場が
先生方ももっと楽しく仕事が出来る現場であれたら
おのずと子供たちもこの世界は安心できる場所だと
感じられるのかもしれない。
それは学校だけではなくて
やっぱり家庭のなかでも
大人がまず自分の人生を自分の為に生きていること。
子供のせいにしてしまいたくなるような我慢ならしなくていい。
義務感の愛なら無理して伝えなくていい。どうせ伝わらないから(笑)。
苦しそうに生きている親を見て育つ子供は
親の不幸は自分のせいと勘違いして自分を責めてしまう。
そして自分だけが幸せになる事を許せなくなってしまう。
私がそうだったように。
私の娘がそうであるように。
というわけで。
今日もわがままに生きてみよう。